R-rivals アールライバルズ

プレイ人数2人 プレイ時間5分 (実質プレイ時間 3分)
対象年齢10歳~ 難易度★★☆☆☆
オススメ度★★★★☆ 公式サイトLINK
デザイナーカナイセイジ 発売元株式会社キュービスト

概要

青と赤、2組8枚のカードで構成されているゲーム。
それ以上のコンポーネントは無し。

ルールも単純明快。

手札から1枚選び、同時に出し勝負するだけ。
基本はカードに書かれている数字(強さ)が大きいものが勝ち。

これを繰り返し、先に4勝したプレイヤーが勝者となる。
以上。

これだけなのに…これだけなのにハマってしまう!

それもそのはず、各カードには固有の能力がある。

  • 王子・・・「能力無し」
  • 将軍・・・「次に出すカードの強さが2上昇する」
  • 魔術師・・・「相手のカードの能力を無効にする」
  • 大臣・・・「このカードで勝利した場合、2回勝利したものとして扱う」
  • 暗殺者・・・「数字の強弱を逆転する」
  • 密偵・・・「相手は次の勝負で先にカードを出さなくてはならない」
  • 道化・・・「勝敗を次の勝負に持ち越す」
  • 姫・・・「相手のカードが王子なら、あなたはこのゲームに勝利する」

ゲームに深みを加えているのは「姫」と「王子」カード。
「王子」は特に特殊な能力を持たないが最強の強さの7を持つ。
姫は強さ最弱の1なのだが、る意味最強な能力の持ち主だったりする。
相手が3勝していてリーチがかかっていようが、姫で勝てば4勝したのとイコールになるのだ。
#設定上、青の王子は赤の姫を、赤の王子は青の姫に心奪われている

オプションルール

このゲームはオプションルールという別ルールでも楽しめるのが特徴。
手札8枚を山札にして3枚引き、その3枚で勝負をする。勝負が終わるたびに山から1枚引くという「スリーカード」や
16枚全てのカードをよく切って山札にし、そこから4枚お互いに引き、1枚を自分の手札にして残りの3枚を相手に渡す。
それを繰り返して全てのカードがなくなったらまた4枚ずつ配り繰り返す。こうしてできた8枚でプレイをする「ドラフト」。
相手に4勝させたら勝ちという「ルーザー」など10種類もオプションルールがあるので本当にながーく楽しめる。

シンプルな読みゲー

相手が何を出すかを読み、適切なカードを切り、勝利を重ねていく面白さ。
「そろそろ王子だしちゃうぞー」みたいなハッタリもありだし、それの裏の裏をかいていくもよし。
ゲームルールがシンプルなのでインストも楽なんだけど、遊べば遊ぶほど「深み」ハマっていく感覚がたまらない。
「もう1回!もう1回!」とやってるうちにショートゲームなのに小一時間経ってしまってこともざら笑
ボドゲ初心者〜上級者まで幅広く楽しめる良ゲーです。

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もこっち

ボードゲームと娘をこよなく愛する元WEBデザイナーのITサラリーマン。生粋の道産子。 ボードゲームだけでなくモンハンや旅行や写真、美味しいお酒なども大好き。 現在は東京在住でこれを機に東京散策中。暑さに弱い。ハンマー使い。 最近気になっているゲームは「ワイナリーの四季」と「10タクル」。

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